2015年9月19日土曜日

戦争法・強行採決に抗議!抗議の声を集中しよう!





内閣総理大臣 安倍晋三 殿   

安保関連法案の強行採決に抗議する
             
              2015年9月18日  

「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会
        
相模原市中央区小山1-2-3北センター内 相模労連気付


私たちは「戦争法案」の強行採決に、全身の血が逆流するような怒りをもって抗議します。
多くの国民が憲法違反と批判し、もっと丁寧に説明すべきだと強く求めているなかの強行採決は、まさに暴挙であり、国民への侮辱です。民主主義と立憲政治の破壊であると強く糾弾します。私たちは70年間、海外で武力行使をしなかった日本の歴史に誇りを持ってきました。今この誇りと信頼が破壊されようとしています。私たちはこのような暴挙を決して許しません。憲法を無視し、民主主義を否定し、国民多数の声に耳をかさない安倍独裁内閣の即時退陣を強く求めます。

日本国民は、アジア・太平洋における15年間にわたる侵略戦争で、300万人を超える多くの日本人の命を失いました。同時にアジアで2000万人におよぶ犠牲者をつくりました。「二度と戦争をしない」と世界に宣言し、新たな憲法を定めたのが戦後日本の原点です。

憲法9条は「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」と明記しています。
9条は、「他国防衛」のために、自衛隊を地球の裏側まで派兵し、武力行使することも、武力行使と一体となる「後方支援」も認めていません。

かつてベトナム戦争やアフガン戦争で「集団的自衛権」の名のもとに「後方支援」として派兵した国々は、多くの戦死者を出しました。戦場に「安全な地域」などありません。武器も弾薬も提供し、発進準備中の飛行機に給油すれば、それを受けた側は、必ず日本を攻撃対象とします。戦争に巻き込まれ、国民の命を危険にさらすことは明らかです。

いくら「平和・安全保障」法と看板を掲げても、国民の命を危険にさらし、戦争への道に導く戦争法であることは国会のすべての審議を通じて明らかです。憲法違反の立法は無効です。憲法と国民の声を無視し、戦後の政治史に重大な汚点を残すものとして、私たちは決してこの日を忘れません。

この戦争法の撤廃をめざし、今後ますます国民の共同の闘いは進むでしょう。
「主権者の声に耳をかさないものは、必ず歴史から退けられる」すでにその瞬間がもう始まっています。主権者を甘く見てはいけない! 必ず歴史から退陣させられるでしょう。