安保法制の発動を許さない! 12.17市民行動
「南スーダンから自衛隊を撤退させよ!」
「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会からの
アピール 2016.12.1
安倍政権は、多くの国民の声を無視し、「駆けつけ警護」など武力行使を容認する新たな任務を付与して自衛隊を南スーダンのPKO活動に派兵しました。
いま南スーダンは、今年7月に大規模な戦闘が続発し、少なくとも300人の死者と約4万人の避難者を出しました。国連宿営地内の182の建物にも銃弾・ロケット弾を受け、国連自身が「和平合意も暫定統一政府も崩壊」と報告(2016.9.29)し、すべての武装勢力に「戦闘行動、人道に対する犯罪、戦争犯罪の即時の停止」(国連声明2016.10.12)をくり返し呼びかけています。
安倍政権は、「散発的な『衝突』は起きているが、『戦闘行為』はない」などと国民をペテンにかける答弁を繰り返していますが、これは、かつて帝国議会や大本営が中国への侵略戦争を「『事変』であって『戦争ではない』」などと国民をあざむき、戦争への道に突き進んでいった手口と「うり二つ」です。
国民は二度とだまされません。
いま南スーダンの人々がいちばん求めているのは、生きるための「食料と医療」の人道支援です。いま日本政府がやることは、「駆けつけ警護」など新たな任務を付けて、自衛隊を派兵することでなく、「食料と医療」の人道支援こそ力を注ぐべきです。
戦後初めて「戦死者」を出すかもしれません。武器使用で人を殺すかもしれません。いのちのやり取りをする「戦闘現場」に自衛隊を送ってはいけません。「自衛隊員のいのちを守れ!」と強く叫びます。
私たちの身近でもキャンプ座間・相模総合補給廠などの基地があります。今、全国で基地の強化が進められています。基地撤去の声をあげていきましょう。
本日「安保法制の発動を許さない!」12.17市民行動の参加者は、次の4つのことを政府に求めるよう、市民に強く訴えます。
・今すぐ南スーダンから、自衛隊の撤退を求めます。
・憲法違反の戦争法(安保法制)の廃止を求めます。
・市内の基地から日米「戦争司令部」の退去を求めます。
・沖縄の新基地建設の即時中止を求めます。
アピールの実現に向けて、多くの市民の共同を力強く広げていきましょう。
署名達成のために市民総決起へ
3.6さがみはら交流のつどい135人が参加、
熱気あふれる「つどい」成功
講演する高田健さん
6日、相模原教育会館で「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会主催の「2000万人署名達成のために市民総決起へ ~交流のつどい」が開催され、135人の市民が参加しました。「つどい」は、第1部に「全国の経験から学ぶ、2000万人署名の力と展望」と高田健さん(総がかり実行委員会)を招き、講演会。第2部で参加者リレートークと交流を行いました。
講演で高田健さんは、この間の戦争法(案)廃止のたたかいで「共同が大きく広がり『総がかり』がつくられたこと」「国会の内と外での連携がつくられたこと」「徹底して非暴力であったこと」を強調し、この力が野党5党の合意につながっていったことを明らかにされました。戦争法の発動と運用をストップさせ、安倍政権の改憲策動を止めさせるためには、何としても今年の参議院選挙で戦争法廃止勢力を増やさなければならないこと。そのためにはどうしても野党の選挙協力が必要なことを強く訴えました。
参加者のリレートークでは、団体・個人の立場から2000万人署名の取り組みについて、さまざまな工夫や経験が報告・交流されました。公園や商店での署名の呼びかけ、集合団地への一斉の署名行動では、事前に署名用紙を配布し、訪問した時には玄関ドアに記入済みの署名用紙が貼りつけてあったことなど豊かな経験が発表されました。「9条にノーベル賞を」実行委員会、ママの会、新婦人などが共同で行ってきた署名行動を再現するパフォーマンスが会場の参加者と一緒に行なわれ、声を合わせ「パパもママも戦争しないと決めました」「誰の子も殺させない」と大きなコールが会場を包みました。
参加者からは、「絶対戦争しない国にしなければ」「あきらめたら負け、何としても選挙で勝つ」など力強い声がたくさん寄せられました。
2月連絡会の報告
「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会
2016.2.4
報告(主要な取組)
①1/19定例3駅街頭宣伝
○相模大野駅頭 署名39筆、ビラ170枚配布、
○淵野辺駅頭宣伝 署名66筆、ビラ250枚配布
○橋本駅街頭宣伝 署名52筆、ビラ170枚配布
②署名の戸別訪問行動(1/24日曜日)~事前に署名用紙を全戸配布(1/21、1/22)
○相模大野;プラザシティ相模大野 約500戸実施、署名53筆
○淵野辺; 富士見団地 約350戸実施、署名56筆
○橋本; 大島団地 約460戸実施、署名88筆
(1)「2000万人統一署名」現在(2/7)12,955筆です。
(2)当面の全戸配布と戸別訪問行動の決定
~予定は(2/14、2/28) (3/13、3/27) (4/10、4/24)
3地域に分かれ、 2月行動の具体化を行いました
(「署名・宣伝」のページ参照)
(3)ステッカー“回収ポストの家”と紙ポストの利用(ホームページ参照)
○ステッカー「回収ポストの家」の活用推進
○紙ポスト⇒10個購入しました。各団体の事務所等に設置
(5)署名ビラの利用について~積極的に活用しましょう!
①個人や団体に協力を要請しました
②「19日宣伝」で配布、「2月~4月の定例宣伝」等で配布を
確認しました
(6)3月6日(日)『決起集会&経験交流』開催について(「会の予定」ページ参照)
○3月6日(日)14時開催 教育会館250人規模 講師 高田健さん
○目的~「2000万署名の成功のための決起集会」経験交流含め
取り組む
(7)一層の一回り広範な諸団体や市民・議員さん共同の等への呼び掛けを
広げましょう。
4.次回
2月16日(火)14:00 拡大連絡会
(会場は事務局までお問い合わせください)
安保法制の発動を許さない! 12.17市民行動
「南スーダンから自衛隊を撤退させよ!」
「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会からの
アピール 2016.12.1
安倍政権は、多くの国民の声を無視し、「駆けつけ警護」など武力行使を容認する新たな任務を付与して自衛隊を南スーダンのPKO活動に派兵しました。
いま南スーダンは、今年7月に大規模な戦闘が続発し、少なくとも300人の死者と約4万人の避難者を出しました。国連宿営地内の182の建物にも銃弾・ロケット弾を受け、国連自身が「和平合意も暫定統一政府も崩壊」と報告(2016.9.29)し、すべての武装勢力に「戦闘行動、人道に対する犯罪、戦争犯罪の即時の停止」(国連声明2016.10.12)をくり返し呼びかけています。
安倍政権は、「散発的な『衝突』は起きているが、『戦闘行為』はない」などと国民をペテンにかける答弁を繰り返していますが、これは、かつて帝国議会や大本営が中国への侵略戦争を「『事変』であって『戦争ではない』」などと国民をあざむき、戦争への道に突き進んでいった手口と「うり二つ」です。
国民は二度とだまされません。
いま南スーダンの人々がいちばん求めているのは、生きるための「食料と医療」の人道支援です。いま日本政府がやることは、「駆けつけ警護」など新たな任務を付けて、自衛隊を派兵することでなく、「食料と医療」の人道支援こそ力を注ぐべきです。
戦後初めて「戦死者」を出すかもしれません。武器使用で人を殺すかもしれません。いのちのやり取りをする「戦闘現場」に自衛隊を送ってはいけません。「自衛隊員のいのちを守れ!」と強く叫びます。
私たちの身近でもキャンプ座間・相模総合補給廠などの基地があります。今、全国で基地の強化が進められています。基地撤去の声をあげていきましょう。
本日「安保法制の発動を許さない!」12.17市民行動の参加者は、次の4つのことを政府に求めるよう、市民に強く訴えます。
・今すぐ南スーダンから、自衛隊の撤退を求めます。
・憲法違反の戦争法(安保法制)の廃止を求めます。
・市内の基地から日米「戦争司令部」の退去を求めます。
・沖縄の新基地建設の即時中止を求めます。
アピールの実現に向けて、多くの市民の共同を力強く広げていきましょう。
署名達成のために市民総決起へ
3.6さがみはら交流のつどい135人が参加、
熱気あふれる「つどい」成功
講演する高田健さん
6日、相模原教育会館で「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会主催の「2000万人署名達成のために市民総決起へ ~交流のつどい」が開催され、135人の市民が参加しました。「つどい」は、第1部に「全国の経験から学ぶ、2000万人署名の力と展望」と高田健さん(総がかり実行委員会)を招き、講演会。第2部で参加者リレートークと交流を行いました。
講演で高田健さんは、この間の戦争法(案)廃止のたたかいで「共同が大きく広がり『総がかり』がつくられたこと」「国会の内と外での連携がつくられたこと」「徹底して非暴力であったこと」を強調し、この力が野党5党の合意につながっていったことを明らかにされました。戦争法の発動と運用をストップさせ、安倍政権の改憲策動を止めさせるためには、何としても今年の参議院選挙で戦争法廃止勢力を増やさなければならないこと。そのためにはどうしても野党の選挙協力が必要なことを強く訴えました。
参加者のリレートークでは、団体・個人の立場から2000万人署名の取り組みについて、さまざまな工夫や経験が報告・交流されました。公園や商店での署名の呼びかけ、集合団地への一斉の署名行動では、事前に署名用紙を配布し、訪問した時には玄関ドアに記入済みの署名用紙が貼りつけてあったことなど豊かな経験が発表されました。「9条にノーベル賞を」実行委員会、ママの会、新婦人などが共同で行ってきた署名行動を再現するパフォーマンスが会場の参加者と一緒に行なわれ、声を合わせ「パパもママも戦争しないと決めました」「誰の子も殺させない」と大きなコールが会場を包みました。
参加者からは、「絶対戦争しない国にしなければ」「あきらめたら負け、何としても選挙で勝つ」など力強い声がたくさん寄せられました。2月連絡会の報告
「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会
確認しました
取り組む
広げましょう。
今年最初の連絡会報告
「戦争いやだ、9条守れ!」相模原連絡会 2016.1.1412月からの会の取り組みについて報告
①12/19定例3駅街頭宣伝
○相模大野駅頭~8団体23名、50筆、ビラ300枚 ○淵野辺駅頭宣伝~14団体20名、44筆、ビラ300枚(30分で終了)
○橋本駅街頭宣伝~12団体42名、91筆、ビラ180枚
②12/20「ざま・さがみはら市民集会」280名参加
実行委員長挨拶「2000万署名スタート」宣言
③12/24第1回目「2000万統一署名」取組状況の確認(到達回収筆数)
④12/25事務局団体会議~行動の具体化案確認、12/25現在の署名到達数確認など
⑤1/13相模原市議会各会派要請(自民党、
民主・市民クラブ、公明党、颯爽の会、共産党)
⑥1/14 拡大連絡会
第1回署名数の確認~12/25までの署名回収筆数の確認、6,266筆
「2000万人統一署名」の取り組みの具体化
①署名・チラシの集合住宅(団地)への
全戸配布と戸別訪問の行動
○1月行動
・橋本地区(緑区)は1/22全戸配布、
1/24署名訪問。場所は県営大島団地
・相模大野地区(南区)は1/21全戸配布、
1/2署名4訪問。場所はグリーンハイツ
・淵野辺地区(中央区)は1/22全戸配布、
1/2署名4訪問。場所は富士見団地
○今後の署名全戸訪問集中行動の予定
(第2、第4日曜日・署名統一行動)
・2月14日、28日
・3月13日、27日
・4月10日、24日
・各3地区(緑区・中央区・南区)の
「地域署名推進実行委員会」で具体化する
・事前に、上記日程のまえに全戸配布を行う
皆さんのご参加・ご協力をお願いします。
行動についてのお問い合わせ先「戦争いやだ」連絡会 070-6571-6979まで
②1月19日、定例『19日宣伝行動』は3駅
(相模大野、淵野辺、橋本)で16時~17時迄
③署名用紙のついたチラシを5万枚作成しました。ご活用ください。問い合わせは連絡会まで
④“署名回収ポストの家”を知らせるステッカーを作成しました。回収にご協力ください。
その他
○賛同団体や政党、諸団体など広範な
市民への呼び掛けを広げましょう。
○署名が書けたらどんどん連絡・参加団体
までお寄せください。
次回
連絡会 2月4日(木)14時開催(場所未定)
11.22戦争法廃止! 相模原シンポジウム
小林 節氏(慶應義塾大学名誉教授・弁護士)
川村俊夫氏(憲法改悪阻止各界連絡会代表幹事) 2人をシンポジストとしてお迎えしての「戦争法廃止!」シンポジウム
会場いっぱいの大盛況となりました。
相模原市内駅頭集中駅頭宣伝・署名行動
2015.9月8日~18日
「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会
「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会は、8.30相模原全区いっせいパレード以後も引き続き市内3駅頭(緑区・橋本、中央区・淵野辺、南区・相模大野)を中心に 9月8日から2週間連続の駅頭での集中駅頭宣伝・署名行動に取り組でいます。
この2週間連続の駅頭宣伝、9月17日現在までに延べ91団体211人が参加し、駅頭で署名をしてくれた人523人、チラシ配布は4000枚を超えました(駅頭での署名は合計(昨年8月より)で2400筆を超え、チラシ配布は2万5000枚(7.31,8.30含め)を超えました。
「体が悪く国会へ行けないので署名させてください」と言って固く握手をして行く人。「父親が自衛隊員です。家ではあまり話さないですが、心配でたまりません」と言って署名する高校生。「いてもたってもいられません。チラシを配らせてください」と言って飛び入りで手伝ってくれる人。赤ちゃんを連れ「この子を戦争に行かせたくない」と言って署名する若いママ。「これから国会に行ってくるよ。がんばって」と励ましてくれる人。「友だちにもチラシを渡すよ」と言って何枚かもらっていく人。この数日間、駅頭宣伝・署名行動ではいろいろなドラマがありました。
今年の春ごろには、1時間駅頭宣伝しても署名20~30筆、チラシ100枚程度でしたが、法案の国会審議すすみだしたころから、署名する人、チラシを受け取る人が飛躍的に多くなりました。相模大野駅では、折りたたみ机を1脚おき、署名台としました。3か所ぐらいの署名場所に順番を待つ列ができるような光景が始まりました。そこで「対話」も始まりました。
「こんなことは今までに体験したことがない」(参加者)ことが起こり始めました。飛び入りでマイクを握ってトークに参加する人、「署名をしてもらってくる」といって用紙を持って行き、翌日には届けてくれる人。
みんな「何かしなければ」、自分に「何ができるか」、自分で考え、誰に言われるわけでなく行動する。一人一人の市民が主権者として自覚し、行動する。
これからも多くの人がきっと声をあげるでしょう。戦争法撤廃めざし、元気に頑張りましょう。
連日・3駅頭宣伝・署名行動開始
8/24~30 相模大野駅・淵野辺駅・橋本駅でスタート
国会10万人・全国100万人行動に応え、相模原いっせい8.30行動の成功をめざし、今週24日からスタートした3駅頭宣伝・署名行動。行動には、39人(のべ18団体から)が参加し、100筆を超える署名と1000枚を超えるチラシが配布されました。
戻ってきてチラシを受け取る人、「父が自衛隊で、心配です」と署名する人など多くの人が「戦争法」案の行方に不安と危惧を寄せています。
10分でも、10枚のチラシでも配る活動「戦争法」廃案を訴える行動にご参加ください。
相模大野・橋本駅 17:00~18:00
淵野辺駅16:00~17:00です。
7,31集会・ア ピ ー ル
7月16日、自・公、安倍政権は、戦争法案を衆議院本会議で強行採決。これは、日本の民主主義と立憲主義を破壊する暴挙であり、怒りを持って強く糾弾する。
「110時間の審議で十分尽くした」と言うが、11本の法案をひとまとめにし、審議すればするほど矛盾が明らかになり、多くの国民が憲法違反と批判し、「説明が不十分」「納得できない」の声が湧き上がるなかの強行採決は、まさに暴挙であり、国民への侮辱である。
アメリカ議会での約束を「国際公約」と振りかざす姿は、憲法と国会を無視し、戦後の政治史に重大な汚点を残すもとして、私たちは決してこの日を忘れない。
そもそも「憲法9条」をどう読もうと、自衛隊が地球の裏側まで出かけ、海外で武力行使できると解釈することなどできない。自国が武力攻撃を受けていないのに、アメリカを守るために武力行使できるなどと読むことはできない。前方での戦争支援はできないが後方なら戦争の手伝いをしてもよいなどと「憲法9条」は認めない。これは日本国民の常識である。
「安全保障環境が厳しい」との口実で軍事力を強化するのは、政治と外交の放棄である。「抑止力」は限りない軍拡競争を生み「緊張」を高める。軍事力の行使では何一つ解決できないことは歴史が証明している。お互いが「敵」としてにらみ合い、攻撃目標として緊張関係を高め合うことでは何も解決できない。「安全保障環境が厳しい」なかでこそ憲法9条の精神を高く掲げた政治と外交が強く求められている。
私たちは戦後70年間、海外で武力行使をしなかった日本の歴史に誇りを持っている。今この誇りと信頼が破壊されようとしている。私たちは絶対にこのような暴挙を許さない。
国会の闘いは参議院へと舞台を移すが、戦争法案の廃案をめざし、国民の共同した闘いは全国津々浦々で大きく広がっている。憲法学者の90%以上が「憲法違反」と明言している。全国の地方議会でも反対・慎重審議を求める決議が急速に広がっている。学生・若者たちも「いまこそ行動しよう」と立ち上がっている。全国各地でかつてない共同の闘いが生まれ、強大な草の根のネットワークが広っている。
本日「ストップ戦争法7.31大集会inさがみはら」の参加した私たちは、全力を尽くして戦争法案を廃案にし、憲法9条をしっかりと子や孫にバトンタッチするランナーとして、最後まで駆け抜ける決意をアピールする。
2015年7月31日
ストップ戦争法7.31大集会inさがみはら
私たちの決意
~戦争法案の強行採決を許さない~
2015年7月17日
「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会
私たちはこの日の屈辱を忘れない。
7月16日、戦争法案を衆議院本会議で強行採決。
「110時間の審議で十分尽くした」と言うが、11本の法案をひとまとめにし、審議すればするほど矛盾が明らかになり、多くの国民が憲法違反と批判し、「説明が不十分」「納得できない」の声が湧き上がるなかの強行採決は、まさに暴挙であり、国民への侮辱である。民主主義と立憲主義の破壊であると強く糾弾する。
アメリカ議会での約束を「国際公約」と振りかざす姿は、憲法と国会を無視し、戦後の政治史に重大な汚点を残すもとして、私たちは決してこの日を忘れない。
そもそも「憲法9条」をどう読もうと、自衛隊が地球の裏側まで出かけ、海外で武力行使できると解釈することなどできない。自国が武力攻撃を受けていないのに、アメリカが攻撃受けたら、武力行使できると読むことなどできない。前方での戦争支援はよくないが後方なら戦争の手伝いをしてもよいなどと「憲法9条」は認めない。これは日本国民の常識である。
「安全保障環境が厳しい」との口実で軍事的抑止力の強化で国民のいのちと安全を守ろうとするのは、政治と外交の放棄である。抑止力は相手の一層の抑止力を生み「軍事的緊張」を高める。ベトナム戦争も、イラク戦争も軍事力の行使では何一つ解決しなかったことが明らかである。お互いが「敵」としてにらみ合い、攻撃目標として緊張関係を高め合うことで何が解決されるのだろうか。「安全保障環境が厳しい」なかでこそ憲法9条の精神を高く掲げた政治と外交が強く求められているのである。
私たちは70年間、海外で武力行使をしなかった日本の歴史に誇りを持っている。今この誇りと信頼が破壊されようとしている。私たちは絶対にこのような暴挙を許さない。
国会の闘いは参議院へと舞台を移すが、戦争法案の廃案をめざし、国民の共同した闘いは全国津々浦々で大きく広がるであろう。私たちも憲法9条をしっかりと子や孫にバトンタッチするランナーとして、最後まで駆け抜ける決意をお互いに固め合いたいと思う。
「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会
結成からの足取り
「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会は2014年7月1日、安倍政権の「集団的自衛権の行使容認」閣議決定に対し、「集団的自衛権反対、9条まもれ」の一点で、地域から反対の声をあげようと、2014年8月に市内の市民団体、労組、個人に呼びかけられ、結成されました。(結成の呼びかけは、下記の記事参照)、以後、多くの団体・個人の方々との共同行動として毎月駅頭で宣伝・署名行動を行ってきました。さらに地域での共同の輪を広げ、「戦争する国づくり許すな!」の一点で、運動と世論を大きく盛り上げていきたいと思い、2月に「戦争いやだ、9条まもれ!」2,11市民のつどいを開催しました。この「市民のつどい」には、41団体165人が会場いっぱいに参加しました。多くの参加者から「ぜひ続けてやってほしい」との要望が寄せられ、第2回「戦争いやだ、9条まもれ!」5.31市民のつどいが行われました。この「第2回市民のつどい」には、44団体・個人、220人が参加しました。
引き続き、連絡会は、地域の「戦争いやだ、9条まもれ!」の声を総結集し、戦争法案を廃案にするために今こそすべての力を「ストップ!戦争法7・31大集会inさがみはら」の成功に向け、全力を尽くして準備に取り組んでいます。自分も一緒にやりたいと思う人は、ぜひご連絡ください。
「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会の結成のつどい
-呼びかけ-
集団的自衛権の行使容認は戦争への道
いまこそ憲法9条守れ!戦争いやだ!の声を
つなげよう、地域のすみずみの草の根から全国へ!
安倍政権は、多くの国民の反対の声を押し切って、集団的自衛権行使を容認する閣議決定を強行しました。60年以上ものあいだ「憲法9条のもとでは、集団的自衛権の行使は許されない」とした国民への説明を、一内閣の考えでくつがえすことは、民主政治の根本を壊すものです。また、いっさいの戦力を放棄し、交戦権を認めない日本国憲法9条にたいする戦後最も重大で卑劣な破壊行為であり、到底容認できません。
しかし、閣議決定をしただけでは集団的自衛権の行使はできません。政府は、来年の国会に集団的自衛権の行使を認める諸改悪法案を一括提案で強行しようとしています。直ちに「閣議決定撤回」「安倍やめろ」の大きな世論と運動をつくり、改悪法案を廃案にすることが大事です。
集団的自衛権行使に反対する国民世論とたたかいは、短期間のうちに急速に広がっています。相模原でも7月9日に行われた「さがみはら九条の会」主催の集会に、800人を超える人たちが参加しました。いっぽう、安倍政権への支持も急速に低下し始めています。
これからがたたかいの正念場です。いまこそ主権者の声を地域のすみずみからあげましょう。その声を全国の草の根の声に合流させましょう。
私たちは呼びかけます。地域のすべての個人・団体が互いの主張を尊重しつつも「戦争はいやだ!9条守れ!」の一点で共同行動を大きく広げていくことを。
私たちはこのような思いから8月24日(日)午後1時より相模原教育会館にて、「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会「発足のつどい」を企画しました。ぜひ多くの個人・団体の皆さんのご参加を心から呼びかけます。
「戦争いやだ、9条まもれ!」相模原連絡会準備会
準備会事務局団体;相模原市平和委員会、新日本婦人の会相模原支部、相模労連
相模原市九条の会連絡会、年金者組合