2015年11月29日日曜日

「戦争法廃止! 11.22相模原シンポジウム」


 



草の根の力を合わせ、地域のすみずみまで「戦争法廃止」の声を広げよう。








「戦争法廃止!1122相模原シンポジウム」会場の相模原産業会館1階ホールは、213人が参加し、予備の椅子もいっぱいとなり、2階席での参観もしていただく大盛況でした。
 かつて「改憲派」のチャンピョンと言われた小林節さん(慶應義塾大学名誉教授)と「護憲派」のチャンピョン川村俊夫さん(憲法改悪阻止各界連絡会代表幹事)、日本を代表する両極の代表が、おなじシンポジウムで基調報告するという大変豪華な顔ぶれのシンポジウムとなりました。コーディネータは地元、まちだ・さがみ総合法律事務所の中野直樹弁護士がズバリと問題提起をし、シンポジスト2人の発言を引き出すという、大変内容の充実した、分かり易い討論会となりました。
 シンポジウムでは、小林 節さんから「あらためて憲法違反の戦争法案を国会で強行したことの問題点を憲法に照らして明らかにし、立憲主義、民主主義、平和主義を回復させるためにどう取り組むか」について。また、川村俊夫さんからは、「戦争法反対の闘いがなぜ大きく全国各地に広がたったのか。これまでの60年安保や70年安保に比較してどうか。そして、今後の戦争法(安保法制)廃止の運動をどのよう進めるか」について基調提案をしていただきました。参加者からは、質問を文書でいただきコーディネータが整理して質問しました。質問には、・「野党共闘・選挙協力」について・戦争法に対する違憲訴訟について・与党への対応。特に公明党への対応は?・中国・北朝鮮脅威論にどう対応するか・なぜ学者、学生が街頭に出てきたか、などなど10項目に及ぶ質問に的確に応えていただきました。
 参加者は、「友人から誘われて初めてこのようなシンポジウムに参加しましたが、大変良かった。難しところもあったけどスタートだと思い、これから勉強していきたいと思いました。」(50代女性)「大変明確で分かり易く、面白い切り口での話だった。特に裁判闘争の話は明快だった。」(60代女性)「なぜこれまで運動の共同ができなかったか、話を聞いてはっきりした。」(60代女性)「これからもぜひこのような会を催して。」(50代女性)「参議院選挙に向けて、2000万人署名などできることを頑張りたい」(60代男性)など多数の意見・感想が寄せられました。